合わないバイトはすぐにでもやめた方が良い
そもそもバイトとは何のためにするのか。
社会経験を積むため、
自分が将来就きたい仕事のため。
お金を稼ぐため、
それぞれあると思うが、所詮バイトである。
もちろん、バイト先で一生付き合いのある友人にであるかもしれないし、
結婚相手と出会うこともあるだろう。
貴重な経験をできるかもしれないし、何物にも代え難いものが見つかるかもしれない。
契約上もその会社の社員という扱いになるだろう。
しかし、
人には向き不向きがある。
私も一度だけ、自分に合わないバイトをしたことがある。
本屋でのバイトだ。
ずっと憧れていた街の憧れの本屋さん。
ずっとお客さんとして通っていて、大学生になった春休みにバイトに応募した。
簡単な面接を経て、無事合格した。
とても嬉しかったし、たくさん働きたかったので
週5、6~9時間でシフトを組んでもらった。
今思えば、いきなりこんな長時間だったのが良くないのかもしれないが、
3日目から、ただ仕事をしているだけなのに、仕事中に吐き気を催すようになった。
こんなことは初めてだった。
小学校の時は大所帯の吹奏楽部に所属し、ある程度面倒くさい人間関係にも免疫はあると思っていたし、幼いころから陸上クラブに所属してメンタルは鍛えられていたし、小中高校は無遅刻無欠席の皆勤賞をもらい、
何より、大好きな場所で働けていることが嬉しかったのだ。
正直働く環境にストレス因子は見つからない。
しかし、とにかく吐き気がして、30分置きにトイレへ駆け込み、
何度も早退させてもらい、
家に帰って寝込んだ。
明らかにおかしかった。
採用担当の方に洗いざらい話して相談すると、
残念だけど、これはバイトだから無理はしないでほしい。と言われ、
バイトを辞めることになった。
そうなのだ、バイトはあくまでバイトであって責任はないのだ。
もちろん、与えられた仕事に責任はあるが、
その会社を背負う必要はない。
もちろん、会社によっては、学生バイトが時間帯マネージャーをしていることもあるし、売り上げの管理をしていることもある。
そこでは状況によって、与えられた仕事ごとの責任は発生する。
しかし、やはりその会社のために自分を犠牲にする必要はないのだ。
いくら時間帯マネージャーだとしても、辞めたければやめればよい。
よく、自分が辞めると、店が回らなくなるから辞められない。といった話を聞くが、
あくまで、我々は学生であり、その店に仕えているわけではないので、
心苦しいかもしれないが、バイト先に都合で、自分の人生を左右される必要はない。
むしろ、そこできちんと自分の意思を伝えることが、
バイトを通した自分の成長につながるのではないか。笑