ニキビから感じる平和さ
ニキビに悩んで病院にかかっている友人がいる。
私にとって病院とは、熱でうなされていく場所であって、平常な精神状態でいく場所ではない。
私から見れば彼女は決して病院にかかる必要はないし、ニキビに悩む必要もないように見える。
しかし、現実として、ニキビなどに特化した皮膚科さえも存在し、ニキビに悩む人は多いようだ。
彼女いわく、ニキビが彼女のQOLを著しく低下させているらしく、ニキビさえ治れば彼氏もできるらしい。
そういうものなのか、と聞いていたら先日、ニキビのセルフケアについての授業を受けた。日々国家試験のために半死半生の状態で生きている学生に対して30分以上かけて話していたのだから、よほど臨床では大切なのだろう。
ニキビが直接的に生命を脅かすことなど絶対にありえない。しかし、それによるQOLの低下に伴い、命を脅かすことはあると言う。
ある意味、この世界の平和さを感じざるを得なかった。