都内3LDK大学生

徒然なるままに…旅行先でのこと、バイト先の情報、ふと思ったことなどを書いています。

いま道後温泉がおすすめ

こんばんは〜

来年、2019年1月15日から7年間 保存修理工事が始まる

道後温泉に行ってきました!

大学があるので、土曜の早朝に成田空港を出発して日曜の夜に帰るという

一泊二日の弾丸旅行でしたが、かなり大満喫できたので、参考にしていただければと思います!

 

まず、今回の目当ての道後温泉

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空港から出ているリムジンバスで直接向かうことができます!

(私はリムジンバスを松山市駅で降り、そこから坊っちゃん列車に乗って道後温泉まで行きました。坊っちゃん列車については後ほど。)

 

入浴プランは、

・神の湯

・霊の湯

・休憩室

の組み合わせによって分かれています。

 神の湯は定員が36名、霊の湯は定員が10名です。

事前の調べによると、17時〜19時が最も混んでいて、場合によっては入場制限がかかり、チケットを買っても確実に入れるわけではないとのこと。

私は土曜日の17時にチケットを購入しに行きましたが、その時にやはり、30分待ちととの説明を受けました。しかし、実際に入ってみると、待ち時間はゼロ。定員数も厳密に管理されているわけではなく、自由に出入りできました。その時も、36人以上いたように思いますが、窮屈には感じませんでした。

また、館内に何時間でも入れるわけではなく、1時間の制限がありましたが、その時間もほとんど自己管理のようなもので、厳密に管理はされていないようでした。

 

ただ、道後温泉の目玉の1つ、

坊ちゃんの間 は四畳半ほどの狭い空間ということもあって、入場の人数は係りの人によって管理され、数人ずつ案内してもらいました。

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休憩室は ジブリ千と千尋の神隠し に出てくる油屋の寝部屋のような空間で、個別の仕切りはなく、広々とした和室でした。

 

温泉はハイカラ通り という商店街を抜けたすぐ先にあり、表は人で賑わっていますが

案外、館内は広々していて、更衣室内や、廊下にベンチも置かれています。宿泊した旅館が近かったこともあり、休憩室付きプランにする必要はなかったと感じました。

 

外観の写真を綺麗に撮るには、朝か夜がオススメです。

街中にあり、人通りも激しいため、なかなか思うような写真を撮るのは難しかったです。また、広角レンズがある人はぜひ用意されてあった方が良いと思います。

 

光の色味の関係か、道後温泉の外観を綺麗に撮るのはとても難しかったです。別館の方が簡単に綺麗っぽい写真は取れると思います!

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修復工事は一部ずつ行われるので、工事中も温泉には入れるみたいです。

 

ぜひ、文豪たちも訪れた、日本最古の温泉を訪ねてみてください!

『高慢と偏見とゾンビ』に騙された

高校生の頃、図書館司書の先生にオススメされた本 

高慢と偏見』(ジェイン・オースティン

を読んだ翌年、小説が実写映画化されると知った。すぐにでも司書の先生に会って、そのニュースを共有したいと思ったが、タイトルを聞いてさらにびっくり。

高慢と偏見とゾンビ

……ゾンビ?

終わった。なぜゾンビを登場させたくなっちゃったのよ。駄作でしかないでしょ。


と、決めつけて、結局 映画館ではみなかったのだが、先日Amazonプライムに入っていたので、話のネタに、と観てみた。

なんだ。

ゾンビがっつり出てくるけど、小説のままじゃん?なんなら、セリフまで一緒じゃない?(ゾンビのせいで意味はちょっと違うけど。)

それに、なぜだかわからないけど、小説へのリスペクトさえ感じるよ?

と、設定だけ小説に基づいたゾンビ映画を想像していたら、全く違っていて驚いた。

いやはや、失礼いたしました。


実写映画としてもよいけれど、

ヴィクトリア朝の衣装がすごく綺麗だし、アクションもかっこいいし、姉妹たちが美しいし、原作を知らない人でも楽しめる映画だなと思いました。


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原作『高慢と偏見』ファンの方にぜひ観ていただきたい映画!

朝食を大切にする人って素敵

最近朝起きるのが辛い。

理由はただただ寒いから。昔から、冬でも暖房はつけないで寝ているが、やはり毎朝毎朝寒さに驚いてしまう。

だから、あと5分、あと5分。と布団から出る時間は遅くなり、出発までの時間は縮んでいく。

これも昔からの習慣だが、私はどんなに忙しくても朝ごはんは必ず食べるようにしている。実家に暮らしていた頃は、母が作ったバランスのとれた朝食だったが、今はそうはいかない。

寒さと戦った末に布団から出ると、すでに出発までの時間はわずかで、結局コーヒーとバナナだけなんてことも少なくない。


そんな時に読んだのが、浜田マハさんの

『やっぱり食べに行こう』

長野の蓼科、東京、パリを拠点に、世界を旅する浜田マハさんの美食紀行的エッセイである。ほっこりするようなエピソードとともに、まるで自分の目の前に食事が現れてくるような原田さんによる語り口調で、読んでいるだけでお腹が空いてくる一冊。

三食の食事すべてで、あぁおいしい!と感じたくなる。一食分をバナナ一本で済ませてしまうのはもったいないとつい思ってしまう。


11月の電気ブラン

つい先日、9月が終わると思っていたら、

もう11月が1週間も過ぎてしまいました。ここ最近のあまりの時の流れの早さには参ってしまいます。

 

最近はもっぱら森見登美彦さんの小説ばかり読んでいますが、登美彦氏の小説はなんというか、読んでいてとても楽しくぺらぺらページをめくってしまうけれども、本を読み終えたくない、永遠に読んでいたい。というなんとも悩ましいものなのです。

 

話が終盤に差し掛かると、わくわくして前のめりにページをめくりたくなりますが、同時にとてつもなく寂しくなります。

 

先日、同級生が「本を読みたい、オススメの本を教えて」と言ってきたので、夜は短し歩けよ乙女を貸しました。

彼はまだ最後まで読みきってはいないようですが、居酒屋に行った際に電気ブランを飲んだと言って写真を送ってきました。

感想を聞くのがとても楽しみです。

 

 

聖なる怠け者の冒険

なんともふわふわとしたお話

展開が気になって眠れない!でもなく、暇なときに読もう、でもない。

寝る前や電車に乗ったときに、今だ!と読みたくなるような本。

森見登美彦氏の作品に出てくる人物は皆、内に怠け者が潜んでいるが、今回の登場人物は内なる怠け者を内に秘めようとせず、力強い行動力のモチベーションはグウタラ怠けることというなんともアンビバレントなお話。


始まりから中盤くらいまでは、

怠け者たちによる京都でのゆったりとした猛追劇が繰り広げられ、

中盤からはファンタジー作家森見登美彦の真骨頂ともいうべき、ニセ京都での森羅万象が乱れいるパラレルワールドが展開。


夜は短しや四畳半と違って、主人公が愛すべき阿呆ではなく、愛すべき怠け者ということで、雰囲気が少し違って感じるのもなんだか新鮮。


李白といい、古本市の神といい、今回の八兵衛明神といい、森見登美彦氏が作り出す神様はどうしてこんなにかわいらしいのでしょう。


森見登美彦氏の新作、『熱帯』のサイン会も発表されましたね!

今回は、大阪、東京ということで、私もぜひ参加したいです。





京都

森見登美彦作品を読み始めて、はや8ヶ月。

これまでも、いろいろな作家さんにハマり、その方の作品ばかり読んでいる時期は何度もあったけれど、

ここまで、偏ったブームは初めてです。

森見登美彦さんの独特な文体や選ぶ言葉を読み続けていると心が落ち着くくらいには、生活に馴染んでいる作品たち。

登美彦氏曰く、全ては彼が妄想したニセ京都が舞台だけれども、具体的な地名が多く出てくる以上、やはり京都は憧れの地。

行きたいなぁと想い続けていたら、ついに

京都に行くチャンスが巡ってきました。

しかも2週間。

旅行というわけではないけれど、自由時間の限り、京都をふらふら歩き回りたい!

実家から東京へ進学してきた時もそうですが、漠然と、でも確固たる意志を持って、

何かをしたい。いや、私はする。くらいの気持ちを持っていれば、チャンスは巡ってくるみたい。


ということで、京都へ行く際には、日記的な旅行記でも書き残そうかな、なんて思っております。

しかし、なんの生産性もないこのブログに、固定読者っているのかしらん。

虚無に向かって話している気分になるのも本当のところ。数年後に見返して笑ってもらうために将来の自分に向けて書くことにしましょう。



やっぱり褒められると心がウキウキしちゃう

今の自分は、明らかに小学生の頃より頑張っている。イロイロ、頑張っている。

だけれども、褒められる機会ってまるで反比例しているみたいに、少なくなっていません?


褒められて喜ぶことってなんだか、幼いような気がするし、褒められるためにしてるわけじゃないことばかりで、

褒められたい!と日頃から思っているわけではないけれども、

ふとした時に褒められると、なんだか心がじんわりして、その日一日中ウキウキした気分になるのです。

笑顔が素敵。お客さんとの関係性が理想的。視野が広くて気が効く。一緒だと働きやすい。

いざ自分が誰かを褒める、となると上から目線っぽく聞こえないかな?とか立場を気にしてしまってなかなか口に出せなくて、

結局”感謝”という感じで相手に伝えることが多くなってしまうけど、やっぱり、褒められると嬉しい。

これが、今日調子いいね、とかだとちょっと感じ方が変わるんだろうな。

たまたまじゃなくて、本来の自分を評価してもらえることが大切。

今のバイト先は日頃から、お互いの良いところに気がついたら伝えていく、というような文化があるけれど、いつか卒業しても、そこで出会う相手と良いところを共有したいから、褒めていることが嫌味に聞こえない器を持てるようになりたいな、と思った一日でした。