『高慢と偏見とゾンビ』に騙された
高校生の頃、図書館司書の先生にオススメされた本
『高慢と偏見』(ジェイン・オースティン)
を読んだ翌年、小説が実写映画化されると知った。すぐにでも司書の先生に会って、そのニュースを共有したいと思ったが、タイトルを聞いてさらにびっくり。
……ゾンビ?
終わった。なぜゾンビを登場させたくなっちゃったのよ。駄作でしかないでしょ。
と、決めつけて、結局 映画館ではみなかったのだが、先日Amazonプライムに入っていたので、話のネタに、と観てみた。
なんだ。
ゾンビがっつり出てくるけど、小説のままじゃん?なんなら、セリフまで一緒じゃない?(ゾンビのせいで意味はちょっと違うけど。)
それに、なぜだかわからないけど、小説へのリスペクトさえ感じるよ?
と、設定だけ小説に基づいたゾンビ映画を想像していたら、全く違っていて驚いた。
いやはや、失礼いたしました。
実写映画としてもよいけれど、
ヴィクトリア朝の衣装がすごく綺麗だし、アクションもかっこいいし、姉妹たちが美しいし、原作を知らない人でも楽しめる映画だなと思いました。
原作『高慢と偏見』ファンの方にぜひ観ていただきたい映画!