都内3LDK大学生

徒然なるままに…旅行先でのこと、バイト先の情報、ふと思ったことなどを書いています。

神社やお寺が安心する理由

無宗教を自称する日本人は、正月やお宮参りなど、節目節目に寺社を訪れる。

大方が使命感などは持たずになんとなくお参りしているのであろう。

なぜ、こんなにも寺社は日本人を惹きつけるのだろう。


そもそも人は、何かわからないもの、理解できないものに恐怖を感じる。電車でたまにいる奇声を発する人や不自然な壁のシミなどに感じる恐怖も同様だ。

土地に関しても、同じことが言える。


その点、寺社は何十年も、何百年もずっと変わらず位置している。

山が住宅地になったり、新しい道ができたりしても、その地域にあるお寺や神社は変わらず建っていることが多い。それは、日本中で変わらない。

それ故、日本人にとってお寺や神社は安心する存在なのだ。

京都がなぜか人々を惹きつけ、心を穏やかにする理由もそこにあるのではないか。

鳴くよウグイス平安京

もはや何十年、何百年なんてもんじゃない。




夏休みを持て余し、森見登美彦氏や万城目学氏の本ばかり読んでいたら、無性に京都に行きたくなってしまった。そして、気がついたら京都に行くためのもっともらしい理由までも考えていた次第。一度読み返せば、全く理由になっていないことが恐ろしい。