都内3LDK大学生

徒然なるままに…旅行先でのこと、バイト先の情報、ふと思ったことなどを書いています。

インターンに存在する学生の上下関係

私は先日、大手企業の3日間インターンに参加した。参加者はおよそ40名。ほとんどが5年生や大学院生、いわば就活の0次選考のつもりで参加しているらしい人たちだった。

そんな中、好奇心だけを携えて私は一人乗り込んだ。いや、乗り込んでしまった。

よく、参加選考を通してくれたと思う。

とにかく、私は3日間で業界だけでなく、就活生の奇妙な生態についても知ることができた。

なかでも奇妙だった点は、参加者の学生の間で上下関係が存在することだ。全員が同じ条件で同じプログラムに参加しているのに。

上下関係が如実に現れるのはグループワークだ。そして、上下関係は話し口調で判断できる。敬語か、タメ口か。

むろん、年下の私はタメ口で話しかけられる確率が高い。インターンにおいて、年齢は関係あるのか?これはインターンなど関係なく、社会的に上下関係は年功序列であるとの認識の表れなのか?

しかし、業界色として決して年功序列ではないことはインターン中に学んだし、いわゆるビジネスマナーについてもみっちり一日学んだ。

そして、面白いのが、上下関係と話の主導権は比例しないことだ。話し合いにおいてリーダーは年上とは限らないし、年下でも話し合いの鍵となる意見を出せば、自ずと中心にいる。

ただただ年齢だけが上下関係を生んでいる。

私は社会で生活していく上で、特に親しい人でない場合、敬語で話すことがマナーであると思っていた。それが間違っているとは思わない。

そうか、インターンに参加する仲間として、ある程度親しい間柄と相手は認識していたのか。おや、仲間なのだとしたら、年齢関係なく、私もタメ口で話すべきだったのか。

インターンとは難しいものだ。