映画『ローマ法王の休日』は駄作なのか
私は映画が好きで、先月は15本観ました。
私は大学生なので、時間がある(特に今は夏休み!)。
とにかく質より量かな、と思い
映画鑑賞(と読書)に日々勤しんでいます。
こちらの映画、
ネタばれは控えて、
結末は言いませんが、ラストが衝撃的なんです。
えっ、、、、?
期待と違ったので見終わった率直な感想は
「全然感動しなかった。へこんだ。」
といったもの。
評価もそんなに高くないし。
でも、
このまま自分の中で低評価で終わらせるのが
悔しくて、
よく考えてみたんです。この映画は何を意味しているんだろうって。
そしてたどり着いた答えが、
人々はカリスマ性がある指導者を求めているということ。
よくよく考えれば当り前じゃないかって話だけど
再認識できました。
映画の中で、
世界中のキリシタンが救いを求める枢機卿たちは睡眠薬を服用しています。
枢機卿たちも、普通の人間なんだな、って。
そんなだから、みんなコンクラーベでは自分が法王に選ばれませんようにと祈り、
選ばれた法王は逃げ出してしまう。
ゆるぎない信念を持っている人って実は少数で少ないんだなって。
だから、自分の周りの責任ある立場にいて一見堂々としている人も
もしかしたら、大きな苦悩と努力のもとにその姿を築いているのかもしれないな、と。
今まで私は無意識のうちに、
アクションやコメディー、いわゆる感動モノばかりを見ていて、それが良い映画
と思っていたけど、それではまだ一部の映画しかしらなかったのかもしれない。
よし、今日も映画をみよう